自分の胃袋を自分で掴んでみたらわかること
私は料理が苦手です。
冷蔵庫にある残り物の食材でパッと30分くらいで3品とか作る人って憧れます!
よく「男の胃袋を掴め」っていうじゃないですか。
あれ、私には無理だ…と思っていたんですよ。
というか、今でも無理なんですが。
でもですね、最近さすがに人として自立するためにできるだけ自炊をしているのですが、正直、外のチェーン店とかで食べるより、安いし断然おいしい!と自分で感じます。
スーパーで買った安いだしパックで作った味噌汁はダメですよ。味が全然しないです。
35袋入で2,120円(1袋60円くらい)のだしパックをamazonで購入して使っているのですが、これがまた、おいしいのなんのって。
味噌はスーパーで売っていたもののうち、若干高めのやつにしています。あまりに安いのは失敗しそうな気がして。
調味料はちょっぴり高めのもののほうが、やっぱりおいしいです。
めちゃくちゃ高いのはもっとおいしいんだろうなーと思うのですが、私がセレブになったときのお楽しみとしておきます。
舌が高いのに慣れちゃうと安いのに戻れないですからね…こわいこわい。
自炊をしていて思うのですが、自分で作ったものはだいたいおいしいです。
本とかネットでレシピを見て、「これ、おいしそうだなー」と思った自分好みのものしか作ってないというのもあるんですが、自分で作ったものがおいしいと、「自分、すごい!」って自己肯定感が上がります!
そして「今度、彼に作ってあげよ〜」とウキウキした気分にもなってきます。
「ウキウキした気分」で料理を作れるようになったらこっちのもんです!
彼氏だって、嫌々料理を作っている彼女に作ってもらった料理と、ウキウキで料理を作っている彼女に作ってもらった料理、どっちが食べたいでしょうか?
ええ、ウキウキのほうですよね!
私は昔つきあっていた彼氏に料理を強要されていて、嫌々作っていたのですが、ほんとーに、つらかったです。
なぜか計量カップとか計量スプーンで量を測るのも禁じられていたというか、「そういうのがないと作れないの?」「もっとパパッと作ってよ」「何か見ないと作れないの?」「うちの母親は目分量で作ってたよ」と、モラハラされていました。
これは本当に楽しくないし、自分が作っているものがおいしく感じなかったですね…。
自分のために、自分がおいしいと思うものを作る!
これが一番大事です!
これができてこそ、誰かのためにウキウキで料理できるというものです。
思うに、女性は人のため、恋人のため、家族のために尽くしすぎなんですよ。
朝4時半とかに起きて、家族のためにお弁当作ってから、自分も仕事行くとか、よく聞きます。
夫婦ともに働いていたり、子どもが高校生以上になっていたりしたら、もう家族みんなで家事をやるべきじゃないですか?
家事は女の人だけのものではなく、人が人として生きるために必要なものです。
特に子どもはいずれ家を出るし、両親がずっと健在とも限りません。
いざというときに、子どもが家事を何もできなかったら、困るのはその子じゃないですか?
生きるために、徐々に生きるすべを教えるのが保護者の役割なんじゃないかと思っています。
私は親が何も教えてくれなくて(教えてもらおうとしても、母親が「教えること」に向いていない人だったので)、何もできない大人になってしまいました。
学校の家庭科の実習も数えるほどしかなかったし、たいてい班に1人はいる料理上手な子が全部やってしまうんですよね。私は洗い物専門でした。
一人暮らしをするようになって、ちゃんと料理作れないとヤバいのでは?と焦って、料理教室に通い、ちょっとは料理への苦手意識は減ったかな…。
料理上手ではないですけどね!
どんどん論点がズレていますが、本日言いたいことはただ1つ!
自分のためにおいしいものを作っておいしく食べましょう!
彼氏には「私の幸せをおすそわけしてあげるわよ」くらいの気持ちで作ってあげましょう〜!
きっとそのほうが自分も彼氏も幸せですよ!